システムで使用したデュアルAMD FirePro D700ビデオカードは、消費者向けのAMDやNVIDIAのカードのような3Dゲーム用の設計にはなっていないが、想定されている複数の4K動画ストリーミングや、Final Cutなどのプログラムでエフェクトのリアルタイム適用を行うなどのタスクに加え、ゲームでも使用することができた。かなり古いMac用ゲームベンチマークを実行したところ、2560×1440の解像度で「Call of Duty 4」を動かすと、86.3フレーム毎秒のフレームレートが得られた。同じ解像度で、詳細設定を高く設定して「Diablo III」を動かしたところ、58フレーム毎秒という結果が出た。「Bioshock Infinite」や「Metro: Last Light」のような最近の有名なゲームは、OS Xでは解像度に制約があり、ベンチマーク向きではないため使用しなかった。
新型Mac Proは、とても魅力的な、デザイン性の高いケースでドレスアップした、プロフェッショナル向けの高性能マシンだ。一般ユーザー向けのコンピュータとはとても言えないが、最低価格は、同様の構成のWindows PCに比べて高いわけではなく、その先鋭的な見た目や感触は、最高のデザインを持つ、最高性能の製品以外は興味がないというデザイン重視のユーザーの目には魅力的に映るだろう。
動画編集やプロフェッショナル水準の創作ツールを扱う能力の高さは、1日や2日では計り知れないほどであり、通常の一般ユーザー向けの水準を大きく超えている。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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