15インチ「Retina」搭載「MacBook Pro」レビュー--2013年版の改良点 - (page 4)

Dan Ackerman (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2013年11月12日 07時30分

まとめ

 より解像度の高いノートPパソコンに投資するのであれば、そして光学式ドライブが搭載されていない点に問題を感じないのであれば(日に日に理にかなった妥協になってきている)、新たに発売された2013年版のMacBook Pro with Retina Displayの、特に15インチモデルは衝動買いに走りたくなるほどパワフルでありながら、十分にポータブルなノートPCと言えるだろう。

 Macのここ1年の製品アップグレードは、MacBook AirからiMacに至るまで、主に内部的な機能強化にとどまっていたが、基本モデルの価格を若干引き下げたことで、製品そのものに古さを感じさせないようになっている。本当に「新しい」Macは2013年末までに発売される予定のデスクトップPCであるMac Proだけであり、カジュアルでコンシューマー向けのマシンとはほど遠いものの、テクノロジデザインと美観に興味を持つあらゆる人たちの羨望の的となるはずだ。

 MacBook Proは、2599ドルという価格が高いハードルとなっている(基本モデルの1999ドルでも十分高いハードルだ)ものの、この製品と肩を並べられるほどのパワフルなコンポーネントとデザイン、ディスプレイ、柔軟性を備えた他社製ノートPCは、2013年(あるいは2012年)には存在していないのだ。

「QuickTime」と「iTunes」のマルチメディアアプリのマルチタスクテスト(単位:秒)
(棒グラフが短いほど高パフォーマンス)

Adobe Photoshop CS5画像処理テスト(単位:秒)
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Apple iTunesエンコーディングテスト(単位:秒)
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