苦境にあるBlackBerryが、Google、サムスン、Intelなどのテクノロジ大手と買収の可能性について接触しているという。Reutersが報じた。
Reutersは「この件に詳しい」複数の匿名情報筋の話として、BlackBerryが7日の週前半までに「戦略的買収の可能性のある企業に関心を仮表明するよう求めた」と報じている。Reutersによると、接触を受けた企業には、Cisco、Google、Intel、LG、サムスン、SAPが含まれており、これらの企業はコメントを拒んだという(サムスンは未回答)。
BlackBerryは完全な、または部分的な買収について打診しているとReutersは報じ、「技術買収の可能性のある企業は、BlackBerryのセキュアなサーバネットワークと特許ポートフォリオに特に関心を持っている。ただし、こうした資産の価値に疑問があることがまだ課題だ」としている。こうした企業の中から買収を申し出る企業があるかは不明だ。
今回の最新情報に関するReutersの問い合わせに対し、BlackBerryは声明で、「特別委員会は、BlackBerryの独立した財務および法務顧問の支援を受けて、戦略的な選択肢を健全かつ徹底的に見直している」とだけ伝えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」