モギーは10月1日、企業が発行したデシタル回数券をスマートフォン上で紙と同じように“もぎ取って”利用できるシステム「moggyデジタル回数券」の販売を開始した。iOS、Androidのアプリ「moggy」で利用できる。
moggyは、紙と同じようにスマートフォン上に表示されるクーポンをフリック操作でもぎるようにして利用できる電子クーポンの発行管理プラットフォーム。2012年10月にサービスを開始している。今回発表したmoggyデジタル回数券は、そのmoggyのプラットフォーム上でデジタル回数券を発行、販売、管理できるというもの。 回数券の発行から販売、集計までのプロセスをオンライン化することで、印刷コストの削減や販売チャネルの多角化による波及効果の最大化を実現するほか、リアルタイムで消費行動データをトラッキングできるという。
回数券の購入データや利用データをもとに、特定のユーザーに回数券の販売促進やクーポンの配布をすることが可能。店頭オペレーションは、提示されたmoggyデジタル回数券を、店舗スタッフがスマートフォン上でフリックする(もぎる)だけの認証のため、専用の読取端末は必要ない。
当初はシリアルコード付きの回数券「moggyカード」を販売する。店頭でユーザーは、店頭で購入したmoggyカードに記載されているシリアルコードをmoggyアプリ上で入力することで、スマートフォン内でデジタル回数券を利用できるようになる。
カードの店頭販売は、「てもみん六本木通店」「co-ba」「Tattroria Doni」で10月1日より開始。11月1日からはウェブ上に回数券のストアを展開。「脱毛ラボ」などの販売を予定している。
初期費用無料キャンペーン期間中は初期費用4980円が無料。システム利用料は、ウェブ販売が販売額の20%、moggyカード販売が販売額の15%となっている。
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