Z会は9月12日、高校生のSNS利用やスマートフォンなどの所有に関する調査の結果を発表した。
調査対象は全国の高校生4657名で、そのうち1年生は2460名、2年生は1031名、3年生は1166名。調査期間は4月20日から7月21日までで、調査方法はインターネット及び調査票を利用した選択式としている。
複数回答可能の条件のもと、利用しているSNSについて最も多かったのは「LINE」で全体の67.2%が利用。次いで「Twitter」となっているが、利用率は23.2%で、LINEの利用率と大きく差が開いた。以下、「Facebook」(13.9%)、「Google+」(9.0%)、「mixi」(3.9%)、「その他SNS」(6.1%)となり、「SNSは利用しない」と回答したのは16.4%としている。
LINEについては高校1年生の利用率が72.4%ともっとも高く、学年があがるにつれて利用率は低くなり、高校3年生では57.3%となった。一方でTwitterは、高校1年生の利用率が13.7%、高校2年生の利用率は34.8%、高校3年生の利用率が33.1%となり、学年があがるにつれて利用率が比較的高くなる傾向があるとしている。またmixiの利用率は、高校生全体で3.9%にとどまり、最も高い高校3年生でも6.6%という結果となった。
高校生のスマートフォン所有率について、「スマートフォンを持っている」と回答した67.4%と、「スマートフォンと、スマートフォンではない携帯電話を持っている」と回答した2.1%を合わせると、スマートフォンを所有している高校生は全体の69.5%という結果になった。ちなみに「スマートフォンではない携帯電話を持っている」が25.5%、「持っていない」が5.0%となっている。
学年別のスマートフォン所有率は、高校1年生が最も高くて75.0%、以下高校2年生で66.7%、高校3年生で60.1%。また、自分専用のパソコンを所有している高校生は14.7%、自分専用のタブレットを所有している高校生は9.2%としている。
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