ディーツーコミュニケーションズ(D2C)は4月18日、同社が15~69歳の一般生活者を対象にした「スマートフォンの普及動向に関する調査」の結果を発表した。
それによると、スマートフォン所有率は23.6%で、前回の2011年調査の7.6%から16.0ポイント上昇している。女性の所有率は、前回調査の28.6%から38.9%に増加。特に20~29歳女性の割合は9.7%から17.3%と倍増しているという。
スマートフォン所有率を性年代別で見ると、男性は20~29歳が48.3%、女性は20~29歳の54.2%が最も高い。前回調査の所有率は9.6%であり、女性における急速なスマートフォン普及が伺われる。
スマートフォン非所有者に今後のスマートフォン購入意向を聞くと、「ぜひ購入したい」の10.3%、「まぁ購入したい」の22.0%を合わせ、32.3%に購入意向があることがわかった。
スマートフォン所有者が契約している通信事業者の比率は、ソフトバンクモバイルが38.5%、NTTドコモが34.4%、auが25.3%で、1位のソフトバンクモバイルが前回調査の61.1%から大幅にシェアを減らした。OS別では、iOSが前回調査の57.7%から39.6%、Androidが前回調査の29.1%から56.7%となり、AndroidとiOSが逆転した。
調査は2月10~20日にビデオリサーチ保有の調査モニターパネル、全国の男女15~69歳を対象に郵送調査で行われ、5217発送のうち3000サンプルを集計対象とした。
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