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ソニー「VAIO Pro 13」レビュー--薄型軽量、「Haswell」搭載 - (page 3)

Joshua Goldman (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2013年07月02日 07時30分
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 本体が極薄になったおかげで、周辺機器を接続するポートのスペースに制約が生まれているものの、本体右側には2基のUSB 3.0ポートと、HDMIポート、SDカードスロット、マイク/ヘッドホンジャックが装備されている。ワイヤレス接続の選択肢としては、Bluetooth 4.0、802.11n Wi-Fi、NFC、Intelのワイヤレスディスプレイ(WiDi)の機能強化版が用意されている。また、VAIO Pro 13の電源アダプタにはUSBポートが装備されているため、ノートPC本体のUSB 3.0ポートを使わずにモバイル機器の充電が行えるようになっている。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

 この製品に搭載されている液晶画面のスペックと同様に、標準タイプのHDMIポートの装備、あるいはNFCやWiDiのサポートといったMacBook Airにはないテクノロジをどう評価するかで、製品購入時の判断が行われるはずだ。一方、2013年モデルのMacBook Airにはより高速な802.11ac Wi-Fiが搭載されているものの、802.11ac対応のルータを既に持っているか、新たに購入しない限り、802.11nを使い続けることになるし、出先では802.11gを使うしかない場合もあるだろう。

パフォーマンスとバッテリ持続時間

 筆者が試用したVAIO Pro 13のタッチパネル搭載モデル(製造初期のサンプル品)にはIntelの第4世代プロセッサ「Intel Core i7-4550U」(1.5GHz)が搭載されていた。また、メモリは8GバイトのDDR3(1600MHz)、グラフィックスはプロセッサに統合された「Intel HD Graphics 5000」、ストレージは512GバイトのPCIe SSD、OSは「Windows 8 Pro」が搭載されていた。このシステム構成のモデルは、ソニーから(あるいは今のところ米国のどの販売店からも)入手できないものとなっている。しかし、約2300ドルで「Intel Core i7-4500U」(1.8GHz)が搭載され、メモリが8Gバイト、グラフィックスはプロセッサに統合された「Intel HD Graphics 4400」、ストレージは512GバイトのPCIe SSDというよく似た構成のモデルが入手できる。ただし、ストレージ容量は価格に直接反映されるため、SSDを基本構成モデルの128Gバイトから512Gバイトに変更するだけで価格は720ドル増しとなる。

 それだけの予算がないという場合、システム構成を「Intel Core i5」プロセッサに、メモリを4Gバイトに、ストレージを128GバイトのSSDにすれば約1250ドルで入手できる。これでも高価ではあるが、少し手が届きやすくなったと言えるだろう。このモデルでもその他のスペックは同じであるため、ストレージとメモリの容量が少なく、またプロセッサは最高性能ではないものの、素晴らしい画面と、バックライト付きキーボード、そしてPCIe SSDまでもが手に入る。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

 Intelの新型プロセッサのうち、少なくともわれわれが今までにテストした省電力性をうたったものは、パフォーマンスの飛躍的な向上をもたらしてはくれなかった。今回試用したシステム構成では、ラボテストと事例テストの双方において優れた結果が出た。あっと驚くほどの性能ではないが、日々の使用には十分過ぎるほどだろう。また、スリープの解除には3秒もかからない。これは即座に作業に取りかかりたい、あるいはその必要がある場合に重宝する。さらにVAIO Pro 13の場合、電源を入れてから10秒もしないうちにWindows 8のスタート画面が表示される。本記事の最後では、ベンチマークテストの結果を、MacBook Airの2013年モデルのものと比較している。なお、このベンチマークではマルチタスクのテストと「iTunes」のエンコーディングテストにAppleのネイティブソフトウェアを使用している。

 統合されているグラフィックスコアは、写真の基本的な編集を行うには十分な性能を有しており、1080pのビデオクリップをトリミングする際や再生する際にも何ら問題はなかった。VAIO Pro 13でも、高いグラフィックス性能を要求する一部のゲームをプレイできるものの、そのエクスペリエンスは快適とは言えないだろう。このためゲームは、カジュアルなものを選ぶか、解像度を低くしてプレイする方がよいかもしれない。また、VAIO Pro 13は負荷が高まると熱を持ち、小型のファンが本当にすごい音を立て始める。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

 VAIO Pro 13が発表された際、われわれはベンチマークを実行している最中であったものの、動画再生によるバッテリ持続時間を何度かテストしてみた結果、平均8時間53分となった。これはMacBook Airで同じテストを実行してみた際の14時間25分には及ばないものの、ソニーはノートPCの底面に装着するシートバッテリを約150ドルで販売している。これを使えばバッテリ持続時間を2倍に伸ばせるはずだ。

 VAIO Pro 13のタッチパネル搭載モデルには、ハードウェアや部品、作業のコストをカバーする標準1年保証が付いてくる。また、事故による故障や、出張サービス、至急便での送料をカバーする保証拡張プランも用意されている。さらにノートPCのキーボード上部にあるASSISTボタンを押すことで起動する「VAIO Care」というソフトウェアによりVAIO Proのチューンアップやアップデート、トラブルシューティングを行えるようになっており、これにはソニーのエキスパートに電話やチャット、オンラインで相談するためのオプションも含まれている。

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