凸版印刷は5月31日、同社が運営する電子チラシポータルサイト「Shufoo!(シュフー)」で全国の20~40代の主婦5031人を対象にした「主婦のスマートフォン利用に関する実態」と「O2Oサービスの利用動向」に関する意識調査の結果を発表した。
主婦のスマートフォン所有率は、1年前の調査より約17%増の48.7%で、2人に1人がスマートフォンを所有するという結果。主婦のフューチャーフォンの所有率49.1%とほぼ同数となり、若者やビジネスマンだけではなく、主婦層でもスマートフォンが浸透していることが明らかとなった。
携帯電話の1日あたりの利用時間は、フューチャーフォン主婦の約半数が「10分未満」と回答。一方のスマートフォン主婦は、1~2時間の27.9%が最も高く、4人に1人となる25.5%が2時間以上利用していた。
ウェブサイトから実際の店舗に誘導するなどのO2Oサービスについて、サービスやクーポンをもとに実際のお店に行くことがあるか質問したところ、スマートフォン主婦の70.4%が「行くことがある」と回答。アプリやクーポンを利用するサービスは「マクドナルド」が45.9%と最も高く、次いで「ぐるなび」の26.5%、「食べログ」の26.3%、「ホットペッパー」の25.2%と続く。
主婦の買い物シーンでのO2Oサービスの利用では、“お得情報”として「特売・セール」がトップを占め、次いで「クーポン」と「来店・利用特典」が多くの支持を集めた。O2Oサービスにおける情報収集源は、店舗サイトやメールマガジン、チラシポータルサイトの利用が多いことが明らかとなった。その一方、O2Oサービス以外での“お得情報”収集源は、折り込みチラシが圧倒的であったという。
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