「iCloud」は依然としてバグが多く、多くの人にとって問題が大きい。Appleの「It just works」(とにかく動く)というキャッチフレーズを聞いたら、今iCloudに苦労している人は、今後クラウドサービスには近づかなくなるに違いない。
iCloudがAppleの幅広いサービスの一部としてきちんと統合されることは、確かに望ましい。しかしそれよりも、ユーザーが煩わされることがないよう、きちんと動くようにすることが何よりも優先されるべきだ。
最近の特許取得状況からすると、操作やファイルシステムの表示が改善される可能性があるが、多くの人は、iTunesの「次の取り組み」である、要望が大きいiRadioとの何らかの統合を望むだろう。開発者が、APIへのアクセスと、サードパーティーアプリとの連携に必要なアプリケーションフックへのアクセスを早い時期から得られるかどうかが、2013年後半のiPhoneやiPadの発売に影響するかもしれない。