デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)の子会社であるアイメディアドライブ(iMD)は4月1日、広告配信サービス「AudienceOne」を開始した。広告主や広告会社、媒体社向けに提供する。
自社メディアや第三者からの提供データなどのオーディエンスデータを利用し、さまざまなターゲティング広告を配信する“データマネジメントプラットフォーム”と説明する。
AudienceOneは、広告主やメディア、ECサイトなどが保有する大量のオーディエンスデータ(ビッグデータ)を収集、分析し、さまざまなマーケティングに活用できるビッグデータ管理ツール。収集したオーディエンスデータをインターフェース上で分析、加工でき、精度の高い配信ターゲットを生成できるという。ビッグデータの分析基盤に日本IBMが提供する、データウェアハウスの「PureData System for Analytics」とマイニングソフトウェアの「SPSS Modeler」を活用する。
自社サイト訪問ユーザーのデモグラフィック情報を可視化する機能や、ユーザーの行動情報から興味関心を分析する機能をはじめ、特定のオーディエンスセグメントと類似しているデータを解析、拡張する機能、トラッキングツールやリターゲティングタグなどを一元管理する機能などを搭載する。
また、自社が保有している顧客情報(CRMデータ)やソーシャルメディア情報と連携できるほか、ユーザー企業間でオーディエンスデータを共有したり、第三者のデータと自社データを統合したりして、より詳細な自社データ分析や利用ができるとしている。
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