AppleのエンジニアであるBill Atkinson氏は、Esslinger氏にフラットスクリーンのタッチインターフェースや電話などのテクノロジを利用するコンセプトデバイスを思いつくようなひらめきを与えることがよくあった。この「MacBook」の初期のビジョンは真に斬新なもの、つまり大型のタッチスクリーンディスプレイを提議した。「Design Forward」内の一節によると、Steve Jobs氏は1983年、このコンセプトのノートブックをMacチームに見せて、Appleはこのデバイスを構築する必要があると話した。すると、Macチームからは息をのむ音が聞こえた。Appleは1989年に同社初のポータブルコンピュータ(巨大な「Macintosh Portable」)を発表し、その後、1991年に「PowerBook」として知られる実際のノートブックコンピュータシリーズを発表した。
提供: Hartmut Esslinger, Frog team