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「Xperia Z」「Xperia ZL」を発表したソニー--スマートフォン市場での失地回復なるか

Roger Cheng (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2013年01月10日 07時30分
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 ラスベガス発--ソニーが望んでいるのは、「Xperia」スマートフォンブランドが最終的に、高く評価された同社の「Trinitron」および「Walkman」シリーズと同じ高みに到達することだ。

 Xperiaという名前を消費者に覚えてもらうことだけでもできれば、ソニーは幸運だろう。

 ソニーのXperiaマーケティング担当ディレクターであるCalum MacDougall氏は、「ソニーは、自分たちが携帯電話を作っていることを人々に知ってもらう必要がある」と述べた。

 それは、非常に競争の激しいスマートフォン分野でソニーが直面する前途多難な道のりだ。実際のところソニーは、特に米国においてライバルに大きく遅れを取っており、競争に復帰するまさにそのために、2013年に非常に大きく前進することになるだろう。

 Forrester ResearchのアナリストであるCharles Golvin氏は、「米国においては、ソニーが携帯電話の分野で重要な存在になることができるだけでも、同社にとって著しい進歩となるだろう。同社にとってはそれを目指すのが最善だ」と述べた。

 ソニーは当地開催のConsumer Electronics Show(CES)において、最新のスマートフォンを発表した数少ない企業の1つである。同社は米国時間1月7日の記者会見で、広範な製品およびサービスラインアップの一部として、それらのスマートフォンを発表した。著名なスマートフォンメーカーおよび通信キャリアの多くは発表を見合わせているが、ソニーは比較的動きの少ない現在のモバイル市場を有効に利用できることを期待している。

 これまでのソニーの歩みはよく知られている。長い間、Ericssonとの合弁事業の一部だったソニーのモバイル事業は、基本機能のみを備えた携帯電話の時代には心地よい地位を獲得していた。しかし業界がスマートフォンに移行し、ソニーがそうしなかったとき、同社のモバイル事業は市場から閉め出されてしまった。ソニーはその後、より大規模で、より著名なライバルたちに追いつくために、「Android」陣営に加わった(行動を起こすのが遅すぎたと主張する者もいるが)。

 その結果、重要なスマートフォン分野において、ソニーはごくわずかの市場シェアしか獲得できていない。2012年第3四半期、ソニーの携帯電話の世界市場シェアは3.9%だった。ソニーのモバイル事業がまだSony Ericssonとして知られていた前年同期のシェアは、4.8%だった。北米でのソニーのシェアは、それよりもはるかに少ない0.3%である。

 ソニーは2011年後半にEricssonの株式を買い取り、それ以降、約1年にわたってそのモバイル事業を完全に掌握してきた。ソニー幹部陣は、同社の多様なリソースをより効果的に利用できる、極めて優れた製品を手に入れたと考えている。

 MacDougall氏は米CNETに対し、「これは、ソニーの最高の要素が詰め込まれたスマートフォンだ」と述べた。

 ソニーは2012年、AT&Tを通してフラッグシップ携帯電話「Xperia TL」を発表し、少しばかり前進した。追加ボーナスとして、Xperia TLは007シリーズ最新作「007スカイフォール」でジェームズ・ボンドによって使用された(同作品の製作元がソニーなのは偶然ではない)。しかし007の魔力をもってしても、Xperia TLが競争の激しい市場で埋もれていくのを防ぐことはできなかった。同市場において、Xperia TLはホリデー期間中に多数販売された、フラッグシップ携帯電話と呼ばれるものの1つでしかなかった。

Xperia Zとソニー製無線スピーカーアクセサリ
Xperia Zとソニー製無線スピーカーアクセサリ
提供:Kent German/CNET

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