上位25位の開発者が売り上げの半分を占める--米モバイルアプリ調査

Don Reisinger (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年12月06日 11時02分

 調査会社のCanalysが米国時間12月4日に発表した調査結果によると、11月の最初の20日間、RovioやZynga、Electronic Arts、Disneyを含むわずか25の開発者がモバイルアプリケーションの売上高全体の半分を稼ぎ出したという。それらの企業は米国において、有料ダウンロードとアプリ内購入から計6000万ドルを売り上げた。残りの6000万ドルの売上高は、残りすべての開発者によるものだった。

 Canalysは「App Store」と「Google Play」の両マーケットプレースを分析した。

 興味深いことに、Pandora以外の上位開発者はすべてゲーム開発者である。Canalysのバイスプレジデント兼プリンシパルアナリストであるChris Jones氏は声明の中で、これは見落としてはいけない現象だと述べた。

 この話の1つの側面は、成功するゲーム開発者はほぼ例外なく、売り上げをもたらすタイトルを複数擁しているということだ。例えば、ZyngaはAppleのApp Storeで最も売上高の多い「iPhone」アプリのトップ300リストに毎日平均15タイトルが載っており、Google Playストアの同様のリストにも9タイトルがランクインしている。

 小規模な開発者にとって残念なのは、上位のアプリメーカーのリストに食い込むのは難しいかもしれないということだ。App StoreとGoogle Playでは「ユーザーに見つけてもらえること」が極めて大きな問題で、通常は上位の開発者が両ストアの至る所に「浸透」していることをCanalysは今回の調査で発見した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]