モバイル機器からのトラフィックが世界的に急増しており、デスクトップ機器からのトラフィックをすでに追い越している地域もあるという。
これは、Kleiner Perkins Caufield & Byers(KPCB)のベンチャーキャピタリストであるMary Meeker氏が米国時間12月3日午後にスタンフォード大学で発表した、2012年度インターネット動向調査の主要な結論の1つである。
「Queen of the Net」(ネットの女王)として名を馳せたこともあるMeeker氏によると、モバイル機器からのインターネットトラフィックは2年前には全体の4%に過ぎなかったが、今では13%にまで伸びているという。また技術大国のインドでは、モバイル機器からのインターネットトラフィックの比率が60%に達しており、40%まで減少したデスクトップ機器を大きく上回っている。
モバイル分野の市場規模も急速に成長しており、過去4年間の年平均成長率は129%となっているという。190億ドルに達すると予想される2012年の市場のうち、モバイル広告の占める比率が33%であるのに対し、モバイルアプリは67%という大きな比率になるという。
このほか、報告に記載されている主な情報は以下の通りである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス