フォトレポート:火星探査機「Curiosity」が撮影した最初のフル解像度画像

James Martin (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年08月25日 07時30分
 米航空宇宙局(NASA)の探査機「Curiosity」は、細心の注意を要する見事な着陸を成し遂げ、世界中の膨大な数の人々がそれを目撃した。そのわずか数日後、Curiosityはマストに搭載された複数のナビゲーションカメラで撮影した火星表面の最初のフル解像度画像を地球に送った。

 Curiosityで最も高い位置にあるマストは、着陸後に展開された。そして、2台のナビゲーションカメラはミディアムアングルで45度の視野を有しており、火星の地形について3次元の情報を送ることができる。それらのカメラは風景を広範かつ迅速に調査できるように設計されており、辺り一面や上下を観察することが可能だ。

 ゲイルクレーターの小石の多いリムの近くで撮影されたこの画像の風景は、侵食のために非常に山が多くなっており、中景は低く起伏する傾斜面と平地で構成されている。前景には、おそらくCuriosityの下降段スラスタの爆風で掘り起こされたのであろう2つのはっきりとしたくぼみが写っている。

 1024×1024ピクセルのフル解像度画像はこちらで見ることができる。
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 米航空宇宙局(NASA)の探査機「Curiosity」は、細心の注意を要する見事な着陸を成し遂げ、世界中の膨大な数の人々がそれを目撃した。そのわずか数日後、Curiosityはマストに搭載された複数のナビゲーションカメラで撮影した火星表面の最初のフル解像度画像を地球に送った。

 Curiosityで最も高い位置にあるマストは、着陸後に展開された。そして、2台のナビゲーションカメラはミディアムアングルで45度の視野を有しており、火星の地形について3次元の情報を送ることができる。それらのカメラは風景を広範かつ迅速に調査できるように設計されており、辺り一面や上下を観察することが可能だ。

 ゲイルクレーターの小石の多いリムの近くで撮影されたこの画像の風景は、侵食のために非常に山が多くなっており、中景は低く起伏する傾斜面と平地で構成されている。前景には、おそらくCuriosityの下降段スラスタの爆風で掘り起こされたのであろう2つのはっきりとしたくぼみが写っている。

 1024×1024ピクセルのフル解像度画像はこちらで見ることができる。

提供:NASA/JPL-Caltech

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