自分を作り上げる「道筋を作りなさい」--LinkedInのホフマン会長、学生らと対話

杉山貴章(オングス)2012年06月25日 15時20分

 ビジネス・プロフェッショナル向けのSNS「LinkedIn」は、2003年にサービスを開始し、現在では世界1億5千万人のユーザーが利用する規模にまで成長している。

 LinkedInの共同創業者 兼 会長であるReid Hoffman氏が、著書『スタートアップ! シリコンバレー流成功する自己表現の秘訣』の日本語版発売を記念して来日。日本の学生およびインフルエンサー100人と「スタートアップ教室 特別授業編」と題したパネルトーク・イベントを実施した。

 パネリストは、Reid Hoffman氏、近藤正晃ジェームス氏(Twitter Japan 日本代表)、岩瀬大輔氏(ライフネット生命代表取締役副社長)の3人。モデレーターは多摩大学大学院客員教授の本荘修二氏が務めた。

 会場の参加者のほとんどが学生であり、そのうちのおよそ80%が学部生だった。また、イベントの様子はUstream.tvでも中継された。

重要なのは道筋を作ること

Linkedn会長のリード・ホフマン氏
Linkedn会長のリード・ホフマン氏

 最初に、Hoffman氏と本荘氏による「スタートアップの極意」をテーマにしたオープニングトークが行われた。本荘氏から来場者に向けてのメッセージを求められたHoffman氏は、まず大学生に向けて次のように語った。

「スタートアップを成功させるために重要なのは、適切なアドバイザーや投資家などの人脈を作ることです。これは起業だけでなく個人のキャリアを作る上でも同様です。自分自身が何に投資できるのか、何に投資するべきなのか、どんなスキルを身につけるべきなのか——これらのことをよく考えた上で、ネットワークの中に身を置くことです。そうすることで賢く、リスクを避けながらチャンスを見つけることができるでしょう」(Hoffman氏)

 また、起業を目指す人々に向けては次のようにメッセージを送った。

「著書の中で、私は“道筋を作ること”の重要性を説いています。どのように自分の資産を構築するかということです。資産というのはお金だけでなく、技術や知識、人脈を指します。そしてそれらを単に持っているというだけではなく、市場環境の中での価値をしっかりと考えることが重要です」(Hoffman氏)

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