最後に、登壇者4名からそれぞれ次のようなメッセージが送られた。
「今は不景気で大変な時代と言われていますが、見方を変えればやりがいのある時代とも言えます。それをどうとらえ、どう行動するかは本人次第です」(本荘氏)
「私は、個人にとって凄くチャンスのある時代だと思います。少なくとも我々の若い頃には、Reidさんのような方の話をこんなに至近距離で聞ける機会がほとんど無かった。チャンスはいろいろなところにあり、あとは行動するだけです。その意味では、今日参加している人はすでに一歩を踏み出していると思います」(岩瀬氏)
「私も、難しい時代ではありますが、しかし興味深く、チャンスのある時代とも言えると思っています。大変な時代ほど成長の機会は多いからです。大事なことは自分のネットワークを構築すことです。ネットワークの中に飛び込んで、スキルを磨いて、自分のスキルをコントロールできるようになってください。そして常に学習してください。気持ちは『永遠のベータ版』です」(Hoffman氏)
「私が就職したのはちょうどバブルの終り頃でした。みんなが10社以上の内定を持っていて、考えなくても就職できた。しかし、みんなが行くからという理由で就職した仲間は皆、後から大変な思いをしたようです。今は考えなければ何もできない時代で、大変ではあるけれど健全なことだと思います。人生の変革期に、自分の純粋な興味や問題意識がどこにあるのかという当たり前のクエスチョンについて考えることは、大きな意味があるからです」(近藤氏)
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