「iPad」の商標を巡るAppleとProview Technologyの争いにおいて、先ごろ中国の裁判所が和解を促していると報じられたが、このほど中国の政府系メディアが伝えたところによると、Appleは和解による訴訟解決へ向けて動き出しているようだ。
Proviewの弁護士であるXie Xianghui氏は、同メディアに対して次のように述べている。「Appleの態度が変わったと感じている。これまでは交渉の意思があると表明しながら、何らアクションを起こすことはなかった」
「それが今では対話に応じるようになり、われわれはこの件について話し合いを始めている」(Xianghui氏)
報道によると、Appleは訴訟を終わらせるための和解金を提示したとのことだが、Proviewはその額について公表しておらず、和解案への合意には至っていない。
今回の動きが報じられたのは、中国南部にある広東省高級人民法院が和解による訴訟解決を両社に呼びかけていると伝えられてから、わずか数週間後のことだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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