中国における「iPad」の販売禁止を求めているProview Electronicsは米国時間2月17日、米国でもカリフォルニア州サンタクララ郡の同州上級裁判所にAppleを訴えたという。The Wall Street Journal(WSJ)が報じた。2009年にAppleがProviewの英国の子会社であるIP Application DevelopmentからiPadの商標を取得した際、Appleに不正行為があったと主張しているという。
この訴訟では、Appleが「弾圧と不正行為を用い、悪意を持って」行動し、最終的な商標の所有者になることを開示しなかったとして、Appleを非難しているとWSJは述べている。Proviewは、損害賠償を求めると同時に、以前の合意を取り消し、AppleによるiPadという名称の使用を禁止する命令を求めている。
Appleの関係者に今回の訴訟についてのコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。ただし、Appleの過去の発言によると、同社はProviewと取り決めを交わしたが、Proviewがそれを守ることを拒否しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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