Hewlett-Packard(HP)は、世界のクライアントPC市場のシェア争いにおいて、短期間で復活を果たした。
IT調査会社Canalysの最新の調査によれば、HPは、Appleに抜かされた2011年末からわずか数カ月後、1四半期で首位を奪還した。
2012年第1四半期のHPのリードはわずかで、出荷台数でAppleを約4万台のみ上回った。
Appleは主に「iPad」の販売のおかげで、2011年第4四半期はHPを上回っていた。しかし、Appleが最近発表した四半期決算に注目すると、iPadの数が予測に達していなかったことがわかる。Appleの前四半期のiPad出荷台数は1180万台、クライアントPC合計では出荷台数が1580万台となっていた。
AppleとHPの差がわずかである点だけでなく、最も伸び率が高いタブレットが、前年比で200%以上の割合で成長しているというCanalysのアナリストの見通しを考慮すれば、次の四半期はどちらが首位につくこともあり得る。
しかし、Canalysのアナリストは同調査の中で、タブレットの販売はややばらつきがあり、主に米国が他国と比べてタブレットの割合が大きいとも伝えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス