Googleは米国時間2月7日、「Android」向け「Chrome」ブラウザのベータ版をリリースした。
これまでのAndroid搭載ブラウザとは異なり、今回の新しいブラウザは「Android Market」で提供されるため、ユーザーは、端末メーカーによるOSアップグレード経由での提供を待つ必要がない。しかし、今回のブラウザは、新しいハードウェアアクセラレーションインターフェースに依存するため、「Ice Cream Sandwich」でしか動作しない。Ice Cream Sandwichは、2011年にサムスンのスマートフォン「Galaxy Nexus」に搭載されて登場したが、実際の利用ということではまだ少数派である。
Android向けChromeには、デスクトップ版のJavaScriptエンジン「V8」に加えて、複数のタブ間を移動するためのジェスチャーベースの制御機能やデスクトップ版Chromeとの同期機能が搭載されているが、Adobe Systemsの「Flash Player」やGoogle自身の「Native Client」といったプラグインには対応していない。同ブラウザの性能および機能によって、Androidユーザーでのブラウザ利用が増えることをGoogleは期待している。
GoogleでChromeおよびアプリケーション担当シニアバイスプレジデントを務めるSundar Pichai氏は、「全般的に、利用の増加が見受けられている」と述べた。「より多くの人々がモバイルウェブを利用するようになると期待している」(Pichai氏)
新しいブラウザの機能としては、以下のようなものがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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