「Flash Player」は「Android」端末に欠かせないものだが、最新OS「Android 4.0」(開発コード名「Ice Cream Sandwich」)への搭載はまだ少し先になりそうだ。
米国時間11月19日付けのSlashgearの記事によると、GoogleはIce Cream SandwichにFlashをプリインストールせず、Android Marketでも提供しないと述べたという。これは、Adobe SystemsがいまだFlashを最新OSで正常に機能させるための作業を終えていないためだと、Googleは記事の中で説明している。
Android Marketのリストを見ると、現在AdobeのFlash Playerが対応しているのはAndroid のバージョン2.2から3.2までだ。
しかし、長くは待たずにすむだろう。Pocket-lintが現地時間11月21日に報じたところによると、AdobeはIce Cream Sandwichに対応したFlashが2011年末には登場すると述べたという。ただし、Android OSへのFlash搭載はそれが最後になるとしている。
Ice Cream SandwichはGoogleが手がけるAndroidプラットフォームの最新版だ。最新版はデザインを刷新し、多くの改善点を盛り込んでいる。まず「Galaxy Nexus」の搭載OSとして登場し、その後、他の多くのスマートフォンに搭載となる予定だ。
米CNETでは、FlashがいつIce Cream Sandwichに対応するのか、AdobeとGoogleにコメントを求めたが、両社からの回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」