Appleは米国時間9月15日、Intelから引き抜かれたゼネラルカウンセルが、Appleでも同じランクの職責を果たすことになると発表した。
Bruce Sewell氏は、1995年にIntelへ入社し、最近まで同社の法律顧問兼シニアバイスプレジデントを務めてきた。IntelにおいてSewell氏は、30カ国以上の何百人に上る弁護士を監督し、コーポレートポリシーを管理する役割を担っていた。Sewell氏は、Appleでシニアバイスプレジデントも務めることになる。
Sewell氏は、Appleの現在のゼネラルカウンセルであるDaniel Cooperman氏の職を引き継ぐことになり、Cooperman氏は9月末にAppleを辞職する。ストックオプションのバックデート(日付をさかのぼって付け替えること)操作をめぐるスキャンダルに関係したとして、米証券取引委員会(SEC)による調査を受けたNancy Heinen氏に代わり、Cooperman氏はゼネラルカウンセルを2年間務めた(Heinen氏は問題となっていた行為への関与を認めることなく、2008年にSECと和解に至っている)。
Sewell氏は、新たにAppleのゼネラルカウンセルへ就任後、このほど米連邦通信委員会(FCC)より「Google Voice」がApp Storeから排除された件について調査を受けている問題や、以前から続いているPsystarとの著作権侵害訴訟など、すぐに取り組まねばならない複数の重大な訴訟問題を担当することになる。
14日には、長らくIntelのエグゼクティブを務めた別の人物の辞職も公表された。Intelに30年間勤めたPat Gelsinger氏は、EMCへと移籍することになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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