さてデュアルディスプレイで便利な機能はほかにもある。たとえば文字入力。中国トンデモケータイはタッチパネルに手書き文字入力が標準搭載だが、このLT C99は上のディスプレイは手書き、下のディスプレイはタッチでピンイン(中国語のローマ字)や英語直接入力が可能なのだ。簡単な文字は下画面から数字キーで入力、読みが難しい漢字は上画面で手書き、なんて使い分けもできる。
また内蔵ゲームも画面の直接タップ、および下側ディスプレイにある方向キーによるタッチ操作にも対応している。まぁゲームの場合は下側画面がタッチパネルだろうが物理的な矢印キーだろうがどっちでもいいのだけどね。
ちなみにこのLT C99、ゲームがやたらとインストールされているように見える。ところがそのほとんどが紹介だけで、利用するには別途ダウンロードが必要とのこと。でもこんなトンデモケータイでいったいどこのダウンロードサービスを利用すればいいんだろう?ほかのケータイの中身の表示だけをそのまま持ってきたって気がしないでもない。ほかにもゲームを選択すると「ディスクを入れてください」の表示が出るなど、どうやらゲームがたくさんはいっているように思わせたいだけのようだ。実際はゲームは4種類しか入っていない。
ところでゲームメニューの中には男性にはちょっとムフフな「欲望空間」なんてメニューがある。中国でそんなのやっていいんですか先生!?いやトンデモケータイだからちょっとくらいこんなお遊びがあっても許されるんでしょうか?いやー、まぁレビューのためだから仕方なくメニューを開いてみることにしましょうか。あ、決してこの程度のケータイにすんごいあんなアレとかが入っているとか、期待などしていないぞ。あくまでもレビュー、仕事のために画面をスタイラスペンでタップしただけなのだっ!
ところが……、ありゃりゃー!画面がちゃんと出ず途中で止まってしまう!うーんなんだかじれったいというか中途半端!まぁそんなコンテンツなんてどうせ入っていないんだから期待しちゃダメよってことなのね(涙)。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス