Hewlett-Packardは当初、HD DVD陣営のメンバーとしてHDビデオの普及活動を開始した。しかし、同社は米国時間5月9日、デスクトップPC「Pavilion」シリーズ2機種に、Blu-ray DiscフォーマットとHD DVDフォーマットに両対応した内蔵ドライブを搭載することで、フォーマット戦争においてより両立的な立場を取ることになる。これまでも、ホームシアター向けハイエンドPCの一部にBlu-ray DiscドライブとHD DVDドライブの両方を備えたものが見られたが、9日の時点で、ハイブリッドドライブを搭載するPCを提供するのはHPが最初となる見込みだ。
このハイブリッドドライブを採用するのは「Pavilion Media Center m8010y」と「Pavilion d4890y」の2機種(どちらもIntelプロセッサ搭載)で、HPのオンラインストアでオプション選択をした場合にのみ搭載可能になる予定。現在、価格と、HD DVDにのみに対応したドライブ搭載の現行ラインアップに与える影響について、HPに問い合わせているが、今のところコメントは得られていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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