岡崎勝己(ロビンソン)
2006/10/13 11:00
セッションではWindows Liveプロダクトマネージメントグループ ビジネスマネジャーの前田尚己氏によるデモンストレーションが行われ、Windows Liveのパーソナライズや、ローカルサーチ、Live Mail、Live OneCareなどの機能紹介が行われた。
カスタマイズが可能なポータルサイトである、Windows Live.jpでは、ドラッグ&ドロップによるインタフェースの変更や、収集する情報の追加や削除、また、「ガジェット」と呼ばれるアプリケーションのダウンロードを通じたさまざまな機能拡張などが実現される計画だ。ディベロッパー向けのガジェット作成用SDKはすでに提供されている。Windows Live用のガジェットはマイクロソフトの次世代OSであるWindows Vistaにシームレスに組み込むことができるという。
7月にニュースリリースされたLive Local Searchは、真上からのみならず、斜め上から地上を写真で確認できるのが大きな特徴。APIを公開することで、マッシュアップも可能となっている。
Live MailとLive Messengerは、MSN HotmailとMSN MessengerのLive版だ。前者では受信トレイ画面からページを切り替えなくてもメールが読めたり、ドラッグ&ドロップでメッセージをフォルダ移動できたりといったことが、後者では携帯電話との情報交換が新たに可能になるという。
Live OneCareは、今年7月の開始以来、その利用者数は約100万人に到達。現在は無償版のみ提供しているが、将来的には有料版の提供に向けた検討も進んでいるという。
これらを説明した後、淺川氏は「今までのウェブにおける広告はバナーがほとんど。だが、Live戦略でディベロッパーとの協業を進め、サービスの高度化を図ることで、新たなビジネスモデルが誕生すると推測される。その実現を通じて、広告収益のさらなる増加を図りたい」と述べ、セッションを締めくくった。
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