JALの新機材「A350-1000」を見る--全クラスでグレードアップした長距離国際線向けフラッグシップ

 JALの新型機、A350-1000。2004年に導入した777-300ERに代わる、長距離国際線用の新型フラッグシップ機材だ。

 JALの新型機、A350-1000。2004年に導入した777-300ERに代わる、長距離国際線用の新型フラッグシップ機材だ。

 日本航空(JAL)は、1月24日に、国際線用の新型機、エアバスA350-1000の営業運航を開始する。

 A350-1000は、2004年に就航したボーイング777-300ERに代わる、新たな長距離国際線用のフラッグシップだ。同社はA350を2019年に国内線へ投入しているが、国際線機材としての導入は、これが初となる。

 機内は現行の777-300同様の4クラス制だが、いずれも新型機用に開発した設備を採用。従来との差別化を図っている。内装のコンセプトワードは「Design Your Story」。乗客のニーズが多様化していることをとらえ、乗客一人一人が思考や価値観にあわせて機内での過ごし方をデザインすることを掲げた。

 日本航空 商品・サービス開発部 サービス企画グループ アシスタントマネジャーの西垣淳太氏は、内装は約5年かけて開発したと説明。上質なファーストクラスはもちろんのこと、「エコノミークラスといえども世界最高品質を目指すのが当社のポリシー」と、全4クラスで上質な空間を目指したと語った。

 A350-1000は、羽田~ニューヨーク線で運航を開始。当初は隔日での運航で、2号機の受領後に毎日運航を開始する。また、3号機の受領後は、羽田~ダラス・フォートワース線へも投入するとしている。

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