最短90秒で出来たての食事--JR東日本クロスステーション、セルフ式駅そばの実証実験

 JR東日本クロスステーションフーズカンパニーは6月15日、自動調理販売機を用いたセルフ式駅そばの実証実験を目的に、「セルフ駅そば上野常磐ホーム店」をJR東日本上野駅の11番・12番線ホーム上に6月20日から開業すると発表した。

 米国シリコンバレー発のフードテックベンチャーYo-Kai Expressの自動調理販売機を活用したもので、これまでには関連会社のJR東日本が上野駅新幹線改札内 コンコース地下3階に自動調理販売機を設置した実績がある。

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 営業時間は、平日の6時00分〜23時00分、土曜日の6時00分〜22時30分、日曜日・祝日の6時30分〜22時00分。客席数は約10席(立ち席)で、全面禁煙となっている。

 同実験では、精密なプログラムと独自の解凍技術によってメニュー毎の最適な調理により、最短90秒で出来たての食事を提供可能だ。

 メニューは、「たぬきつねそば」(550円)、「紅しょうが天そば」(680円)、「ちくわの磯辺天そば」(630円)、「柚子胡椒香る豚肉そば」(730円)の4種類を用意する(価格はいずれもオープン記念価格となっており、7月20日以降は+50円)。

 なお、今回提供するそば(全4種)は、同社の戸田工場で新開発したものになる。

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 コロナ禍での新しい生活様式や働き方とともに外食の利用動機も多様化している中で、自動調理販売機を用いることで、自由に喫食できる完全セルフサービスの環境や、有人店舗営業時間外で喫食できる環境などのニーズなどを検証。加えて、外食産業の人手不足解消手段の有効性も検証するという。

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