Yo-Kai Expressは、鉄道開業150年を記念して東日本旅客鉄道(JR東日本)が実施する文化創造イベント「超駅博 上野」のコンテンツのひとつとして、新潟ラーメン「燕三条 Se-Abura」を開発し、10月14日から販売を開始した。場所は、上野駅 新幹線改札内コンコース地下3階の待合室前。
同社は、シリコンバレーのフードテックベンチャー。温かい食事を24時間コンタクトレスで提供できる自販機型の自動調理ソリューション事業を展開している。日本では、2022年春から本格的にスタートし、羽田空港第2ターミナルや首都高芝浦パーキングエリア、NTTデータセンターなどで、出来立てのラーメンを最速90秒で提供可能な自動調理自販機を設置している。
現在は、オリジナルのラーメン4種に加え、人気ラーメンブランド「一風堂」の2種のラーメンを販売。今回は超駅博 上野にあわせて、上野駅に誕生する「拉麺STAND」に自動調理販売機2台を常設。さらに、2022年のイベント対象地域である新潟県のラーメンを発売する。
新潟ラーメン「燕三条 Se-Abura」(税込980円)は、力の源カンパニーが運営するラーメン店「一風堂」が開発に携わった商品。ラーメン激戦区といわれる新潟の5大ラーメンから「燕三条背脂ラーメン」をチョイスし、再現している。
煮干し風味のあっさりとした出汁をベースに、醤油のコクと背脂の甘みが引き立つスープに仕上げ、もっちりした太麺を採用した。また、チャーシュー、メンマ、そして燕三条背脂ラーメンの特徴でもある玉ねぎをトッピングしている。
本場の味に近づけるために試作を繰り返し、スープにチャーシューの煮汁を加えて複雑な醤油の味わいを表現したほか、背脂も旨みや甘さが引き立つように工夫して仕込んでいるという。
同社によると、上野駅「拉麺STAND」を皮切りに、順次他エリアでも展開する予定。
なお、上野駅に常設の自販機では、新潟ラーメン以外に一風堂の「一風堂 博多とんこつ」「IPPUDO プラントベース(豚骨風)」(各税込980円)や、Yo-Kai オリジナルフレーバー「東京 Shoyu」「札幌 Spicy Miso」「九州 Tonkotsu」(各税込790円)のラーメンも販売する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」