デジタル大臣を務める河野太郎氏は12月20日、マイナンバーカードの累計申請数が12月18日時点で8020万件に達したと明かした。人口比では64%だといい、1日あたりの申請数が30万件を超える日もあるとしている。
なお、世代別では10歳代と20歳代、および40歳代の申請数が出遅れているという。河野大臣は「40代はお子さんのいらっしゃる家庭が多いが、忙しいせいか前後の世代に比べて普及が遅れている」と述べた。
この遅れを挽回するため、2022年にアニメ化された人気漫画「SPY×FAMILY」とのタイアップを発表した。「SPY×FAMILYは10代20代を中心に認知されている。また、小さいお子様と同作品を視聴している保護者も多いと思われるので、マイナンバーカードの利便性や安全性などを解説した動画を公開した」と河野大臣は述べた。
このほか、民間事業者のマイナンバーカード利用を促進するための取り組みも加速させる。直近では、デジタル庁のホームページにおいて、民間事業者がマイナンバーカードを活用するにあたって必要な情報や活用事例、および問い合わせ先の記載を充実させたとしている。
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