「iOS 18.1」アップデートで、写真から不要な被写体を消す「クリーンアップ」機能がiPhoneに実装された。アップルの生成AI「Apple Intelligence」に対応するiPhone 15 Pro以降とiPhone 16シリーズで利用できる。
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同機能は、Googleの「消しゴムマジック」的な機能だ。家族の写真に別の人が写り込んだとき、その人を選択すると写真から消去できる。
実際に使ってみたところ、消したい人を指でなぞらなくても、自動的に消去可能な人がサジェストされる。そして、サジェストをタップすると、写真からその人が消える。
また、写真から「モノ」を消したいときには、対象を指でぐるっと囲むようになぞると消去できる。
SNSでは、早速同機能を使った投稿が相次いだ。「展示会などで撮った写真の背景に入ってしまった人を消すのに便利!」という感想や、「消し跡が残る」という投稿もあった。
ついにiPhoneでも消しゴムマジック!
— charisma名言集 (@charismadragon1) October 29, 2024
iOS18.1でついに写真から不要なものを消せるようになりました!
右下の「クリーンアップ」から簡単に消えます! pic.twitter.com/Gi0mWc8RAs
iPhoneのOSヴァージョンアップして
— hayake (@hayake) October 29, 2024
写真の編集に装備された
クリーンアップ使ってみたら
こんな感じになる。
まさに消しゴムpic.twitter.com/NNvwuRKK1g
iPhoneの新機能、クリーンアップでナンバープレートを消してみた pic.twitter.com/rVn1WsEGzu
— キシモト CX-60と日本一周旅 (@Chitta_Mazda3) October 29, 2024
筆者もしばらく使ってみたが、ポートレート写真のように背景がぼやけている写真では、消し跡はそこまで目立たなかった。しかし、通常の写真ではやや消し跡が目立つ場面もあった。Googleの消しゴムマジックと同様に過信は禁物だ。ただし、小さい映り込みは違和感なく消せる場合も多く、便利なシーンは少なくないと感じた。
なお、従来も「Googleフォト」アプリを入れればiPhoneで消しゴムマジックを利用できた。今回はiOS標準の写真アプリで、同様の機能が使えるようになった点がポイントだ。
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