すべての機種に複数の背面カメラが搭載されており、メインの広角カメラと超広角カメラを備える。Galaxy A53には、5メガピクセルのマクロカメラとポートレート写真用の深度センサーが搭載されているが、おそらくユーザーが最も頻繁に使用するのはメインの広角カメラだろう。サムスンのスマートフォンのカメラは、彩度とコントラストが過剰になる傾向があるが、Galaxy A53でも確かにその傾向がみられる。
Galaxy A53で撮影した写真は一貫して色に迫力があり、Instagramで高コントラストのフィルター加工を施したように見える。Nothing Phone (1)は逆に、抑えられたトーンの写真になることが多い。その傾向は、Nothing Phone (1)の超広角レンズに切り替えると、特に顕著になる。同機で撮影したくすんだ色味の画像は、他の機種の写真に比べると貧相に見えるほどだ。
広角カメラと超広角カメラの両方で、一貫して最もバランスのとれた写真を撮影できるのはPixel 6aだ。Pixel 6aの色合いは正確かつ鮮やかで、過度な処理が施されているようにも見えない。全体的に、他の2機種よりもバランスのとれた露出をとらえ、明るい空の色をうまく制御することができる。
どの機種も、次の家族ピクニックでちゃんとした画質の写真を撮影できる性能を備えているが、カメラの性能を重視する人はPixel 6aを選ぶといいだろう。
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