Pixel 6には、Android 12が搭載されており、さまざまな設定や見た目をこれまで以上に自分好みにカスタマイズできる。Googleにとって、Pixel 6が何年もの間で最大規模のスマートフォンアップグレードであるのと同じく、Android 12も何年もの間で最大規模のOSアップデートとなっている。Android 12には、カスタマイズ可能なカラーパレットやボタンの大型化、通知のアップデートなど、多くの視覚的なアップグレードが施されている。
また、Pixel 6には、新しい気の利いたソフトウェアアップデートが多数追加されている。特に注目に値するのが、「Wait Times」だ。この機能は、企業や店舗に電話をかけるのに最適な時間を知らせてくれるので、長い時間待たされるのを避けることができる。「Googleアシスタント」を使って、電話の自動メッセージに対応し、実際の人間が電話に出るまで、ボタンを押すなどのやり取りを文字起こしして補助してくれる「Direct My Call」という機能もある。
カメラ機能には、写真から不要なものや他の人をすぐに削除できる「Magic Eraser」という新しいツールも含まれる。他人の写真にふざけて入り込む人は、これで姿を消すだろう。「モーションモード」では、背景をぼかして、被写体が高速で動いているような効果を出す「アクションパン」写真を作成できる。モーションモードで、流れる水をシルクのように見せたり、自動車の光跡をキャプチャーしたりする「長時間露光」の写真も作成可能だ。
Googleが10月19日に発表した2種類のスマートフォンは、多くの点でよく似ている。しかし、差別化要素となる違いもいくつかあり、おそらく最大の違いは価格だろう。米国では、Pixel 6が599ドルから、Pixel 6 Proが899ドル(日本版は税込み11万6600円)からとなっている。
Pixel 6は、90Hzと60Hzの間で切り替わる高リフレッシュレートの6.4インチFHD+ディスプレイを備える。Pixel 6 Proには、より大型の6.7インチQHD+ LTPO(低温多結晶酸化物)ディスプレイが搭載されており、リフレッシュレートは10Hz~120Hzの間で調整される。Pixel 6 Proのディスプレイは、側面に沿って両端が少し湾曲している。
カメラに関しては、Pixel 6 Proが4倍光学ズームに対応する48メガピクセルの望遠カメラを備えるのに対し、Pixel 6は望遠カメラを搭載していない。Pixel 6は、視野角84度の8メガピクセル前面カメラを備えており、1080p/30fpsの動画を撮影できる。Pixel 6 Proは視野角94度の11メガピクセル自撮りカメラを搭載しており、4K/30fpsの動画を撮影可能だ。
Googleによると、5Gを使用する場合のバッテリー持続時間は1日だという。Pixel 6は標準4614mAhのバッテリーを内蔵し、30ワットのUSB-C急速充電をサポートするが、他のほぼすべてのスマートフォンメーカーと同様、急速充電器は別売りだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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