ヤフーは7月28日、同社が提供する事業者向けデータソリューションサービスにおいて、性別年代や興味関心などの項目が一致するユーザー群の特徴を分析し、多面的な人物像(ペルソナ)を可視化する「DS.INSIGHT Persona」を2021年度内に提供開始すると発表した。
ヤフーでは、2019年10月より同社の提供する多様なサービスから得られるビッグデータを活用して、企業や自治体向けに、事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを提供するデータソリューションサービスを提供。現在、多くの事業者や官公庁などで活用されているという。
そして、今回新たにマーケティング活動に活用できる新サービスとして、DS.INSIGHT Personaの提供を予定する。同サービスで、性別や年代、興味関心などの条件を設定してセグメントを作成すると、そのセグメントの人が他にどんな興味関心があるのか、どんなライフスタイルかなどの傾向を示し、多面的なペルソナを可視化できるという。
検索データの傾向を可視化する「DS.INSIGHT People」に加えて、同サービスを活用することで、生活者の人物像(ペルソナ)を多方面から捉えられ、商品企画・販促立案・コンテンツ制作といった領域の施策の幅を広げることが可能になるとしている。
なお、同サービスで分析できるデータはすべて統計データであり、個人を特定可能な情報は含まれないとのこと。料金や詳細は追って発表するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」