シャープエネルギーソリューションは5月18日、TRENDE(トレンディ)と協業し、太陽光発電システムや蓄電池による新築住宅向け定額制PPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)サービス「COCORO POWER(ココロパワー)」を開始すると発表した。サービス開始は6月30日。
COCORO POWERでは、太陽光発電システムのみを設置する「ソーラープラン」と、太陽光発電システムと蓄電池をセットにした「ソーラー蓄電池プラン」の2つのプランから選ぶことができる。
ソーラープランは、住宅の屋根に初期費用ゼロで太陽光発電システムを設置し、発電した電気を家庭で使用できるプラン。夜間など太陽光発電システムが発電していない時間帯や、発電量が少ないときは、系統から電気を供給する仕組みだ。
電力エリアにより利用料が異なり、「ガス併用」の7700円から8800円、または「オール電化」の8800円から9900円の定額制となる。蓄電池への充電などを除き、太陽光発電システムが発電した電気が使い放題な上、系統電力の基本料金と、140kWh/月までの電気代が含まれる。
同プランは、日中、多くの電気を使う家庭での利用を想定しており、サービス開始日から10年後には、太陽光発電システムが利用者に無償で譲渡される。
一方のソーラー蓄電池プランは、初期費用ゼロで太陽光発電システムと蓄電池をセットで設置し、昼間に発電した電気を蓄電池に貯え、夜間などに使用できるというもの。月額税込料金は1万3860円になる。クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY(ココロエナジー)」が、蓄電池の充放電を自動で制御するので、効率の良い自家消費が可能だ。サービス開始日から14年後には、太陽光発電システムと蓄電池が利用者に無償で譲渡される。
同ブランは、太陽光発電システムが発電した再生可能エネルギーの使用に加え、万が一の停電時には、発電した電気で照明やテレビ、冷蔵庫、電気ケトルなどを使用することができる。
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