Spotifyは米国時間2月12日、従業員が勤務場所を自由に選択できるようにする「Work From Anywhere(WFA)」プログラムを導入することを明らかにした。在宅勤務、オフィス勤務、あるいは、両方を組み合わせることが可能になるほか、従業員が働く国や都市に関して柔軟性を高める。
Spotifyの従業員はこのプログラムの下で、「Work Mode」を選択し、フルタイムの在宅勤務、オフィス勤務、あるいは両方の組み合わせを上司と決定できるようになる。また、働く場所を地理的に選択できるよう柔軟性が高められ、どの都市や国で働きたいかを上司と決められるようになる。ただし、時差の問題や地域の法律に対応するため、プログラムの導入時には制約もある。
さらに同社は、Spotifyのオフィスが近くにない場所を選択した従業員がオフィス環境での勤務を希望する場合、コワーキングスペースの会員権を用意するという。
仕事はどこに行くかではなく、何をするかだとSpotifyは説明している。オフィスで過ごす時間で有効性は評価されない。
Spotifyはこれまでにも寛容な職場ポリシーを採用していることで知られている。コロナ禍で、従業員は一層リモートワークに適応しようとしており、世界的に業界の多くの企業が将来の働き方を再評価している。Spotifyも同様だ。Microsoftは従業員が恒久的に在宅勤務を選択できるようにする方針を示している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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