楽天は2月10日、電通、電通デジタルと連携し、新たな広告ソリューションを企画・開発すると発表した。
同広告ソリューションでは、電通の持つ総合広告代理店としてのノウハウや広告最適化のためのデータ・アルゴリズムおよび、電通デジタルの持つデジタルマーケティングの知見を融合。楽天グループが蓄積する消費行動分析データを活用し、デジタル広告の配信および、効果検証の精度向上を目指すという。
まずは、ベータ版を開発し、電通グループを通じて試験的に広告主企業への販売を行うという。さらに、さまざまな企業の声を反映しながら開発を進め、2021年中に本格的な販売を開始する予定。
楽天と電通は、2017年7月に楽天データマーケティングを設立するなど、企業のマーケティング活動をサポートしている。新しい広告ソリューションでは、これまでの協業経験をもとに、同社の蓄積するデータを活用することで、企業がユーザーを理解し、よりユーザーの関心に沿ったマーケティング活動を実現できるようサポートしていくという。
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