米国時間1月6日に起きた米連邦議会議事堂への乱入事件を受け、Facebookは政治行動委員会(PAC)からの献金を中断したようだ。このような決断を下したテクノロジー企業はFacebookだけではない。
Facebookの広報担当社Daniel Roberts氏は米CNETに対し、「先週のひどい暴力行為を受け、われわれは当社のPACの献金を少なくとも現四半期の間停止しており、また当社のポリシーを見直している」と述べた。一時停止の対応は、政治献金全般に適用されるわけではないとした。
Googleも乱入事件を受けて政治献金を凍結している。同社の広報担当者によると、Google NetPAC(Googleが設立したPAC)による政治献金を凍結しており、ポリシーを見直しているという。
NEW: Google freezes political contributions after the attack on the Capitol, following Facebook and other companies. "We have frozen all NetPAC political contributions while we review and reassess its policies following last week's deeply troubling events," a spokesperson says.
— Richard Nieva (@richardjnieva) January 11, 2021
Microsoftも同様の措置をとる可能性があると述べている。テクノロジー企業のPACは従来、民主党と共和党両党に献金してきた。
ソーシャルメディア企業は、Donald Trump米大統領の支持者が議会に乱入した件で大統領を非難している。FacebookはTrump氏のアカウントを無期限で凍結し、Twitterも同氏のアカウントを永久停止とした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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