SensorTowerは、実店舗およびオンライン通販サイトのスマートフォン向け公式アプリについて、米国を対象とするダウンロード回数の調査結果を発表した。ブラックフライデー(11月27日)に初めてインストールされた回数が、1日分の回数として過去最高の約280万回に達したという。これは、前年比8%増に相当する。
米国では11月第4木曜日(2020年は11月26日)が感謝祭で、その翌日の27日金曜日をブラックフライデー、週明けの30日月曜日をサイバーマンデーと呼び、実店舗もECサイトも売り上げを大きく増やす。ただし、2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で混み合うセール会場へ行くことを避ける人が多く、アプリのダウンロード回数が増えたとSensorTowerは分析する。さらに、セール期間を例年より長く設定した販売業者が多い影響もあるとみている。
米国向けApp StoreおよびGoogle Playのそれぞれ「ショッピング」カテゴリに登録されたアプリについて、11月1日から29日までの累計ダウンロード回数は約5920万回。これは、前年同期間の5170万回より約15%多い。
ダウンロード回数トップ10のアプリは、ブラックフライデー当日に合計76万3000回ダウンロードされ、ショッピング分野全体の27%を占めた。そして、トップ10の半数が実店舗系アプリだった。ダウンロード回数がもっとも多かったアプリは、「Walmart」の13万1000回。以下「Amazon」の10万6000回、「Shop」の8万1000回と続く。
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