パナソニック システムソリューションズ ジャパンは11月12日、自社オフィス全国13拠点の入退管理に顔認証「KPAS」を導入したと発表した。自社運用を通して、課題の洗い出し・改善サイクルを早め、質の高いソリューションを提供する。
顔認証 入退セキュリティ&オフィス可視化システム KPASは、3月に汐留本社で一部運用していたが、全国の拠点へ運用拡大したもの。全国13拠点50カ所、約1万5000名の社員を対象にしている。
今回の運用では、自社で管理している約1万5000名の社員証ICカードの顔画像をシステムに一括で登録し、登録作業を軽減。顔画像の品質を自動的にチェックし、登録後に正しく認証が出来ないなどの事象を未然に防ぐ工夫もしているという。社員証ICカードを読み取り、新たに顔を撮影し、画像を即時に更新ができる、レジスター(登録端末)を設置し、より現場での運用の利便性を向上させている。勤怠システムと連携し、顔認証による勤怠管理も実現している。
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