美食大国・日本に新たなイノベーションを--食品大手らが取り組む「Food Tech Studio - Bites!」 - (page 4)

パートナー各社のフードテック製品を紹介

 発表会のスペシャルセッションでは、各パートナー企業のフードテック製品の紹介が行われた。

キャプション
不二製油グループ本社の入口美里氏は、大豆を分離する独自の「USS(Ultra Soy Separation)製法」を用いて作られた大豆ミートや豆乳クリーム、豆乳チーズなどを使ったラザニアなどを紹介。大阪にある大丸心斎橋店の「UPGRADE Plant based kitchen」の一番人気メニューとのことだ
不二製油グループ本社の入口美里氏は、大豆を分離する独自の「USS(Ultra Soy Separation)製法」を用いて作られた大豆ミートや豆乳クリーム、豆乳チーズなどを使ったラザニアなどを紹介。大阪にある大丸心斎橋店の「UPGRADE Plant based kitchen」の一番人気メニューとのことだ
日清食品ホールディングスの吉田洋一氏は、有名店のラーメンを自宅で食べられるデリバリーサービス「RAMEN EX」を紹介。Uber Eatsもしくは出前館を通じて宅配され、電子レンジで加熱することで食べられるというもの。「本格的なラーメンを自宅やオフィスで好きな時にいつでも食べられるというコンセプトだ。試行錯誤しながら、開発者が各社のものを100%コピーする形で商品化した」(吉田氏)
日清食品ホールディングスの吉田洋一氏は、有名店のラーメンを自宅で食べられるデリバリーサービス「RAMEN EX」を紹介。Uber Eatsもしくは出前館を通じて宅配され、電子レンジで加熱することで食べられるというもの。「本格的なラーメンを自宅やオフィスで好きな時にいつでも食べられるというコンセプトだ。試行錯誤しながら、開発者が各社のものを100%コピーする形で商品化した」(吉田氏)
伊藤園の松本真澄氏は「お〜いお茶 濃い茶」と「生オレンジティー」を紹介。濃い茶は体脂肪を減らす機能性食品だが、「カテキンが多く入っている茶種を使って畑から開発を進めた。いろいろな成分を後から入れる商品もあるが、うちは育てた茶葉をそのまま抽出して何も足さない」(松本氏)という。生オレンジティーも「紅茶は香料中心に作っているが、原点に立ち返って素材から自然に抽出している」という。「オレンジの皮に含まれる、油に溶ける香りをうまく引き出して挑戦した非常にチャレンジングな商品で、構想3年、開発に1年半かけて、ようやくお店のクオリティでお飲みいただけるようになった」(松本氏)
伊藤園の松本真澄氏は「お〜いお茶 濃い茶」と「生オレンジティー」を紹介。濃い茶は体脂肪を減らす機能性食品だが、「カテキンが多く入っている茶種を使って畑から開発を進めた。いろいろな成分を後から入れる商品もあるが、うちは育てた茶葉をそのまま抽出して何も足さない」(松本氏)という。生オレンジティーも「紅茶は香料中心に作っているが、原点に立ち返って素材から自然に抽出している」という。「オレンジの皮に含まれる、油に溶ける香りをうまく引き出して挑戦した非常にチャレンジングな商品で、構想3年、開発に1年半かけて、ようやくお店のクオリティでお飲みいただけるようになった」(松本氏)
ニチレイの関屋英里子氏は食嗜好分析AIを搭載して献立を提案するスマートフォンアプリ「Conomeal Kitchen」を紹介。「自分が決めなくても献立を提案してくれるのが特徴だ。料理を作るのも負担がかかるため、それを解消するために作り置きという調理手順を紹介する」(関屋氏)
ニチレイの関屋英里子氏は食嗜好分析AIを搭載して献立を提案するスマートフォンアプリ「Conomeal Kitchen」を紹介。「自分が決めなくても献立を提案してくれるのが特徴だ。料理を作るのも負担がかかるため、それを解消するために作り置きという調理手順を紹介する」(関屋氏)
大塚食品の嶋裕之氏は大豆を用いた代替肉の「ZEROMEAT」を紹介。「リバースエンジニアリングの手法で本物のお肉やハンバーグ、ソーセージ、ハムを分析し、それをお肉ではない成分を使って作っている。テクノロジーとおいしさが両輪で回るのが当社の特徴だ」(嶋氏)
大塚食品の嶋裕之氏は大豆を用いた代替肉の「ZEROMEAT」を紹介。「リバースエンジニアリングの手法で本物のお肉やハンバーグ、ソーセージ、ハムを分析し、それをお肉ではない成分を使って作っている。テクノロジーとおいしさが両輪で回るのが当社の特徴だ」(嶋氏)
続いて大塚ホールディングスの山田紘司氏が欧州・北米に展開するNutrition & Santeのプラントベーストフード「SOYMEAT」と、2017年に大塚グループに入ったカナダ・デイヤフーズのプラントベーストチーズを紹介した。「(デイヤフーズは)米国市場を中心に展開し、プラントベーストチーズでトップブランドとなっている。コロナの状況で家庭で食事をするのが多くなっていて、売上も伸びている状況だ」(大塚ホールディングスの徳元俊弘氏)
続いて大塚ホールディングスの山田紘司氏が欧州・北米に展開するNutrition & Santeのプラントベーストフード「SOYMEAT」と、2017年に大塚グループに入ったカナダ・デイヤフーズのプラントベーストチーズを紹介した。「(デイヤフーズは)米国市場を中心に展開し、プラントベーストチーズでトップブランドとなっている。コロナの状況で家庭で食事をするのが多くなっていて、売上も伸びている状況だ」(大塚ホールディングスの徳元俊弘氏)
大塚ホールディングスのZEROMEATとSOYMEAT、デイヤフーズのプラントベーストチーズ
大塚ホールディングスのZEROMEATとSOYMEAT、デイヤフーズのプラントベーストチーズ

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