「Android 11」注目の5機能の使い方を紹介--バブルや画面録画など - (page 2)

Jason Cipriani (Special to CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2020年09月11日 07時30分

 バブルは、Facebookが提供する「Messenger」の「チャットヘッド」機能によく似ている。有効にすると小さなアバター(バブル)が画面に現れ、どのアプリを使用していても表示され続ける。アバターをタップすると小さなウィンドウが開いて、そのスレッドで新しいメッセージを読んだり、送信したりすることができる。メッセージアプリそのものを開く必要はない。バブルを画面内でドラッグして動かしたり、画面の下部にドラッグして消したりすることも可能だ。

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提供:Screenshot by Jason Cipriani/CNET

 バブルを使って会話するには、通知の右下にある小さなバブル用のアイコンをタップする。それをタップすると、そのスレッドのバブルがすぐに有効になる。

 通知を長押しして、優先としてマークする方法でも、特定の会話のバブルを有効にすることが可能だ。この方法だと、そのスレッドのバブルが有効になるだけでなく、メッセージを見逃すことがないように、「おやすみモード」が稼動中でもその会話が表示されるようになる。

 それから、複数のバブルチャットのアイコンを画面上でドラッグすることができる。あるいは、話したい相手のアバターをタップすれば、使用中のアプリから離れることなく、会話のスレッドが開く。Android 11のバブルが、チャットヘッドのように全部を有効にするか無効にするかの二択ではなく、スレッドごとに設定できるのはありがたい。チャットヘッドは厄介で、使いづらく感じる。

 特定の会話のバブルを消したいときは、アイコンを画面下部に表示される小さな「X」印までドラッグするだけでいい。

 バブルを完全に無効にして、うっとうしく感じられるようになる可能性もあるこの機能をどのアプリでも呼び出せないようにしたい場合は、「設定」アプリを開いて、バブルを検索すると、バブルを完全にオフにする設定が表示される。

3. メディアコントロールが使いやすく

 Android 11には、新しい再生コントロールが搭載されており、これまでのように保留中の通知として表示されることがなくなった。その代わりに、クイック設定パネルの一部として、小さなボックスが表示される。この新しいコントロールボックスでは、次の曲に進む、前の曲に戻る、再生/一時停止、音楽を再生するデバイスを切り替える、といった操作をすべて実行することができる。

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提供:Screenshots by Jason Cipriani/CNET

 この新しいメディアコントロールは、音楽の再生を開始すると、すぐに利用できるようになる。通知として表示されていた従来のコントロールよりも、こちらの方がはるかにいい。

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