ByteDanceは7月9日、世界中の広告主とクオリティーの高いクリエイターをマッチングする「TikTok Creator Marketplace」(TCM)を正式にローンチしたと発表した。双方をダイレクトに引き合わせ、協働できるオフィシャルプラットフォームを目指すとしている。
同プラットフォームは、日本、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ロシアの世界14カ国に対応。クリエイターの登録者数はグローバルで1万人超。世界14カ国からクリエイターをアサインできるプラットフォームとなっている。
また、さまざまなカテゴリに分類されており、自社ブランドや製品に最も相応しいクリエイターの選出が可能としている。さらに、クリエイターの過去動画におけるパフォーマンスデータや、フォロワーの年代など属性を分析し、プランニングから実施までを自動化。クリエイターへのオーダーから、広告キャンペーンのローンチまで全てのデータを管理するという。
翻訳機能も搭載し、海外とも日本語でコミュニケーションができるため、国際的なコラボレーションも可能とのこと。すでに日本の広告主が海外のクリエイターをアサイン、海外の広告主が日本のクリエイターをアサインするという案件も生まれているという。
なお、日本でのリリース時点では決済機能を搭載していないため、広告主とクリエイターとのマッチング機能のみ、オンラインで運用できるとしている。
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