ランチェスターは6月18日、アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」の提供を開始したと発表した。同社がこれまで「EAP」(Engagement Application Platform)として提供していたアプリプラットフォームをアップデートし、リブランディングしたサービスとなる。
MGReは、企業のアプリ開発から運用、分析に至るまでアプリマーケティングをワンストップで支援するサービス。リテールに特化した機能が特徴で、特にアパレル分野に多くの導入実績があるという。また、アパレルに必要な機能を多数取り揃えており、ECサイトと店舗をアプリでつなぎ、SNSやブログ、メールマガジンなどの情報発信コンテンツを集約。会員証やポイントシステムの統一など、シームレスな顧客体験が実現できるとしている。
今回のリブランディングでは、リテールに特化した機能はそのままに、顧客のニーズに合わせた3プラン(エントリープラン、スタンダードプラン、エンタープライズプラン)を用意した。エントリープランは、SNSやブログなどの情報発信コンテンツをアプリに集約し、メールマガジンをプッシュ通知に切り替えるなど、利用者とのコミュニケーションをアプリに移行したい顧客向け。
スタンダードプランは、CRM(顧客管理システム)がセットになったプラン。これから、アプリ上で顧客データを分析し、アプリマーケティングをはじめたい顧客向けで、導入コストが抑えられ、スピーディにアプリマーケティングを始めることが可能。エンタープライズプランは、すでにCRMやマーケティングツールなどを利用する顧客向け。外部システムとの連携やカスタマイズが可能なハイエンドプランも用意する。
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