IDCは、世界タブレット市場に関する調査結果の速報値を発表した。それによると、2020年第1四半期の出荷台数は2460万台で、前年同期の3010万台に比べ18.1%減だった。市場縮小の一因として、IDCは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を挙げている。
この出荷台数は、デタッチャブル型とスレート型の両タイプを合わせた数値。デタッチャブル型は主にiOSデバイス(iPad)の好調で増加が続いており、前年同期比56.8%増でシェアを拡大したという。一方、スレート型の出荷台数は前年同期に比べ36.4%少なくなった。
メーカー別のトップは、引き続きApple。ただし、2019年の出荷台数が多かったことと、新型コロナの影響による工場閉鎖で生産台数が予定より少なくなったこともあり、2020年第1四半期の出荷台数は前年同期比30.4%減となってしまった。
2020年第1四半期における出荷台数の上位5ベンダーなどは以下のとおり。括弧内は、いずれも前年同期の数値と前年同期比。
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