新型コロナウイルス関連

アップルとグーグルの新型コロナ追跡プラットフォーム、4月中に公開か

Katie Collins (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2020年04月24日 10時20分

 新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせようとするAppleとGoogleによる共同の取り組みの成果が、これまで考えられていたよりも早く公開される可能性が出てきた。

 両社は先ごろ、「iOS」および「Android」デバイスで接触者追跡アプリを相互運用できるようにするプラットフォームで協力すると発表し、公開の予定日を5月としていた。しかし、フランスのメディアLes Echosによると、Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏は米国時間4月22日、欧州委員会のThierry Breton氏との会談の中で、このプラットフォームを4月28日に開発者に公開すると語ったという。

22日、AppleのCook CEOと話すBreton欧州委員
22日、AppleのCook CEOと話すBreton欧州委員
提供:Thierry Breton/Twitter

 Appleはコメントの依頼に応じなかった。

 各国の公衆衛生当局で働く開発者は、AppleとGoogleのAPIを利用して独自の接触者追跡アプリを開発できるようになる。こうしたアプリは多くの国で開発されており、Bluetoothを利用してCOVID-19感染者と移動経路が重なった人を追跡することで、アプリの利用者が感染者と接触したかどうかを通知する。フランス、ドイツ、英国などはこのようなアプリを、ロックダウンの制限を解除する計画に不可欠なものとみている。

 Breton氏はツイートで、接触追跡アプリが守るべき基準についてCook氏と議論する中で「良い意見交換ができた」とした。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]