アイマス好き記者がスマホゲーム「デレステ」を3年ぶりに独断と偏見で振り返る - (page 9)

子どもアイドルたちが職業体験で奮戦

　ゲーム内イベント「LIVE Parade　ドレミファクトリー！」では、薫、千枝、桃華、ありすに加え、結城晴の5人が登場。年齢的に子どもと呼べるアイドルたちが、バラエティ番組でいろいろな職業を体験する内容となっている。

ありすが番組企画を説明する

結城晴。少年のように見えるサッカー好きのアイドル。お話のなかでは、プロサッカー選手からの指導を受けることに

お話の冒頭では、晴か千枝とともに、飲食店の店員を体験する姿も描かれている

　薫は、千枝と桃華と一緒に商店街に行き、さまざまなお店の店員を体験。薫は八百屋の店員となって、商品を売り込む。実際にかぼちゃを売るなど、八百屋から褒めてもらい、大満足な様子。ただ、このときの言葉に千枝と桃華が少しもやもやを感じてしまう。

八百屋の店員として、お客さんに元気よく対応。かぼちゃの話題で盛り上がり、お客さんが購入することに

八百屋から褒められたということで喜ぶ薫。一方、千枝と桃華は「遊び」の言葉に、子どもに見られていることのひっかかりを感じてしまう

　このほかにお話のなかで薫は、サッカーを体験している姿のほか、裁判所のお仕事では裁判長を体験している姿も見ることができる。

晴とありすとともにサッカーを体験。サッカーはできなくても体育が好きということで楽しみにする薫

裁判所のお仕事体験では、薫が裁判長となって注意する一幕も

　お話としては職業体験を通じて、アイドルたちが今とこれからを考えるような“気づき”を得るストーリーとなっている。そのなかでは薫は、職業体験が素直に楽しかったと伝えるなど、等身大で元気な姿でいるのが印象的なところとなっている。

晴がサッカー体験の際、本気でサッカーのプロを目指すなら、もっとサッカーに時間を使わないとと言われたことを受け、考えている様子を見た薫が応援すると、素直な言葉をかける

職業体験にそれぞれ思うところがある内容だったが、薫はすごく楽しかったと話し、プロデューサーも今のまま楽しんでほしいとアドバイスを送る

最後は本業であるアイドルとして、歌の収録に臨む5人の姿が描かれている

　イベントにあわせて実装された「ドレミファクトリー！」は、かわいらしい部屋をイメージしたセットを背景に、子どもの素直な心境とアイドルとしての未来への飛躍、なによりみんなで楽しく歌おうと呼び掛けるような楽曲となっている。

全タイプの楽曲として収録。ちなみに子どものアイドルを中心に描いたコミック「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」発の楽曲にもなっている

楽しそうで遊びたくなるようなセットがステージ

音符が表示される演出も

そのなかで歌い踊る薫。楽しみながらお仕事をし、そして歌うという薫の姿、そこから放たれる輝きを今後も見たいと思えるお話であり、MVにもなっている

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