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東京ドームで開催されたイベント「バンナムフェス」で見た“夢のようなステージ” - (page 5)

佐藤和也 (編集部)2019年10月24日 22時20分
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 すべてが見どころと言えるステージであり、おそらく来場者のひとりひとりに、それぞれ印象に残った場面があると思われる。あくまで余談ではあるが、筆者としてさまざまな場面で印象に残ったところがあり、個人として触れる機会が少ない著名アーティストの生歌を実際に聴けたこと、特に1曲とはいえEvery Little Thingのステージを見ることができて感激したことや、西川さんのステージがしびれるぐらいに圧倒されたこと。Guilty Kissのパフォーマンスが場内を魅了し大きな話題になったことは、ラブライブ!シリーズに興味を持ち、Aqoursについてはファーストライブからナンバリングの大型ライブでの記事を書いている筆者としても嬉しかったこと。直接見る機会が少ないSideMのステージのなかでも、ずっと見たいと思っていたS.E.MのStudy Equal Magic!で、“タケノコダンス”と呼ばれる「A」をイメージしたポーズ&ダンスを観客一体となって行っている光景は壮観だったことや、一度だけ行ったことのあるCD発売記念イベントで見た神速一魂のステージでは、大舞台でもやはり熱かったことなどなど……。話し出すときりがないというところのなかでも、ここは触れておきたいというところがいくつかある。

場内が「A」のポーズ&ダンスで一体となったStudy Equal Magic!
場内が「A」のポーズ&ダンスで一体となったStudy Equal Magic!

 まずお気に入りのアイドルのひとりがシャイニーカラーズの桑山千雪で、ユニットがアルストロメリアということをふまえると、ユニットと同名曲であるアルストロメリアのステージが挙げられる。場内がピンク色のコンサートライトで染まるなか、センターステージに芝崎さんが中央後方、そして黒木さんと前川さんが前方という立ち位置から楽曲を歌唱。2人を見守るような場所から、千雪さんとして歌う芝崎さんの柔らかい歌声と立ち振る舞いは、それを聴いて、見ているだけでもほっとするような感覚になれるものとなっていた。

千雪、そして甘奈と甜花姉妹がスクリーンに映し出されるなかでパフォーマンス
千雪、そして甘奈と甜花姉妹がスクリーンに映し出されるなかでパフォーマンス

 前川さんが歌うソロパートでは、甜花のことを見守る千雪さんと甘奈の姿を彷彿させるように、芝崎さんと黒木さんが様子を見るようにしているなど、アイドル3人の関係性を表現し、どこか甘奈と甜花、そして千雪さんがシンクロしているような感覚になるほど。全般的に盛り上がる曲が多かったなかで、東京ドームに大きな花を咲かせるように、場内を癒しと幸福に満ちた雰囲気で包み込み、“ポップでハッピーな3人組アイドルユニット”の存在感を示していた。

センターステージから、会場のさまざまな方向に向けて笑顔と幸福を伝えるように、ポップな曲を披露
センターステージから、会場のさまざまな方向に向けて笑顔と幸福を伝えるように、ポップな曲を披露
「マイ・ピュア・ロマンス」の千雪が映し出される一幕も
「マイ・ピュア・ロマンス」の千雪が映し出される一幕も

 もうひとり、お気に入りのアイドルがシンデレラガールズの龍崎薫ということをふまえると、U149のドレミファクトリー!のステージも挙げられる。U149は、いわゆる“年少組”と呼べるような少女たちが所属する「第3芸能課」のアイドルたちの姿を描いたコミックで、ドレミファクトリー!はここから生まれた曲となっている。

センターステージで躍動感のあるパフォーマンスを披露
センターステージで躍動感のあるパフォーマンスを披露したU149の4人

 センターステージに立った4人が、遠目で見ると少女たちの元気の良さ、よく見るとそれぞれがアイドルの個性を表すような卓越したダンスパフォーマンスで、楽曲が持つ明るさを表現しながら歌ったいた。またモニターにはデレステにおける同曲の映像も流れており、SSレア「ひまわりサニーデイ」の特訓後に描かれている、ひまわりを基調とする衣装を着た薫も一緒にパフォーマンスを行っていたのも印象的。この光景を見ていると、まだ薫にボイスが付いていなかったころに、シンデレラガールズのファーストライブを見てうらやましく思ったことや、テレビアニメで突然ボイス付きで登場して本当に驚いたことなどが思い返せるぐらいで、当時はこのような大舞台に立てる未来がくるとは思ってもみなかっただけに、明るい曲にもかかわらずしみじみとしてしまうほどだった。

4人がいろんな方向の観客に存在をアピール
4人がいろんな方向の観客に存在をアピール

 ほかにも、今井麻夏さんと春瀬さんがハイタッチをしたり、一緒に移動するような光景は、千枝と薫の関係を思い浮かべられるようなもの。さらに、後のトークでMCの小野坂さんが話題にするほど、出演したシンデレラガールズのキャスト陣では小柄な春瀬さんが、お願い!シンデレラの時には「ぴょんぴょん」という言葉が見えるような、常に膝を曲げるようにジャンプしていることが多く、言葉で説明しなくても元気な薫がそこにいるという感覚をステージ上で体現して伝えていたのも心に残る光景。なにより、今回のU149キャスト陣の衣装は、デレステのアニバーサリー衣装のひとつ「アクロス・ザ・スターズ」をモチーフにしたものだったのだが、春瀬さんが初めてシンデレラガールズのライブに初めて出演した4thライブ神戸ワールド記念ホール公演のときも、アクロス・ザ・スターズをモチーフにした衣装だったこともも、ぐっとくるところだった。

デレステのアニバーサリー衣装で登場したシンデレラガールズ。赤と白を基調にしたのが、アクロス・ザ・スターズとなっている
デレステのアニバーサリー衣装で登場したシンデレラガールズ。赤と白を基調にしたのが、アクロス・ザ・スターズとなっている

 そして最後に触れておきたいこととして、アイドルマスターというコンテンツが初めて東京ドームの舞台に立ったこと、フェスという形ではあったものの、曲数を見るに中心的な存在であったことも挙げられる。シリーズ初代作であるアーケード版では、トップアイドルを目指すうえでライブを行うが、そこでの一番大きい会場としてドームが用意され、大きな目標であり到達点のひとつという位置づけとなっていた。アイドルマスターシリーズにおけるドームライブは10周年記念などでも行われているが、ゲーム中のイメージとしては東京ドームに近いものがあり、それを別にしても誰もが認める大規模会場のひとつであることは間違いなく、ここまでたどり着いたことに、アーケード版のロケテスト時代からプレイをし、さまざまなステージも見てきた筆者としても、感慨深いものがあった。

 そして、ゲーム中のコミュニケーションパートにおける天海春香のセリフの一部で、アーケード版PVにも収録されている、ドームに来たことを示す特徴的なセリフがある。しかしながら中村さんは2日目のトーク中、アイドルマスターとしてまたみんなと集まるときまで、大切なセリフを取っておきたいという意向を示し、そして東京ドームに帰ってきたいという希望も場内に伝えると、大きな拍手が沸き上がっていた。かつては夢物語のような舞台が夢物語ではなくなっているなか、そのセリフが東京ドームに響く未来を楽しみにしたいと思えた次第だ。

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