フォースタートアップスは、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB」において、2019年1月から9月までを対象とした「国内スタートアップ資金調達額ランキング」の調査結果を公開した。
それによると、店舗や施設向け送客・予約プラットフォーム「EPARK」を展開するEPARKが9月に200億6000万円を調達し、2019年1月から9月までの期間でもっとも資金を集め、ランキングトップとなった。
次いで、8月のランキングのトップだったマーケティングプラットフォーム「b→dash」を開発するフロムスクラッチが100億円、「Autoware」を活用した自動運転システムを開発しているティアフォーが90億2000万円、小型SAR衛星「StriX」を開発するSynspectiveの86億7000万円と続く。
また今回、睡眠中の園児たちを見守るヘルスケアサービス「ルクミー午睡チェック」などを運営するユニファも35億円を調達してランクインした。
同社では「国内スタートアップ想定時価総額ランキング」も発表している。2019年10月1日時点で取得可能な登記簿情報をもとに作成。登記簿情報からは、IPOに向け本格的に準備を開始した企業も予測ができるため、近いうちに同ランキング内のスタートアップがIPOすることも十分に予測できると説明する。
今回のランキングでは、Preferred Networksやティアフォー、アストロスケールホールディングスなどディープテックスタートアップが上位にランクインした。また、Spiber、パネイルはユニコーンに迫る時価総額となっている。
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