LINEとクーポン大手のカタリナが協業--店舗とデジタルを融合した来店促進が可能に

 カタリナ マーケティング ジャパンは10月17日、LINEと協業し、カタリナが持つクーポンコンテンツを「LINE クーポン」で提供すると発表した。第一弾として、ドラッグストアチェーン「ココカラファイン」(全国1300店舗)で使える日用品、化粧品、食品飲料などの一般消費財のクーポンを提供する。

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 カタリナは、大手スーパーマーケット、総合スーパー(GMS)、ドラッグストアなど、1万を超える全国の小売店舗でカラープリント方式の「レジ・クーポン」を提供。多くのメーカーの店頭プロモーションを支援するとともに、消費者の購買体験の向上に寄与することを目指している。

 国内で月間8100万人が利用するLINEで展開するLINE クーポン上で新たなコンテンツを提供することで、デジタル領域でのサービス拡充を図る。メーカー側としても、店頭のレジ・クーポンに加え、LINE クーポンを通じたデジタルプロモーション施策の展開が可能になる。

 小売店舗にとっても、POSの初期改修を必要とせず、提示されたモバイル上のバーコードを読み取るだけの簡易なオペレーションでクーポンが取り扱える。将来的には、より店舗負荷が小さく、よりシームレスなクーポンを使った来店促進が可能になるという。

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 今後、カタリナネットワーク内外の小売店やメーカーに対し、LINE クーポンへの参画を順次拡充させるほか、カタリナネットワークの購買履歴データなどを活用し、クーポンのパーソナライゼーションや、ロケーション情報を利用したプッシュ通知機能、POSデータとの連携強化によるユーザービリティの改善・効果検証など、順次サービスの拡充に努めるという。

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 さらに、将来的にはLINE ウォレット上の「LINE Pay」や「LINE ポイント」、LINE 公式アカウントなどとも連携していくことで、シームレスな購買体験の提供を目指す。

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